物語の設定~エピソード

◆『眷属(けんぞく)』とは

 眷愛隷属(けんあいれいぞく)または眷顧隷属(けんこれいぞく)の略

 闇の眷属とは、闇と等しく、同族であり、闇に従い、闇の配下たる者をいう。中世ヨーロッパにおいて、女子が悪魔に魂を売った場合を『魔女』、男子の場合を『狼男』として、たびたび社会的に弾圧され、時に命を奪われた。世に言う魔女狩りである。

◆ローヴィルの町

 フランスの東部。神聖ローマ帝国との国境沿いに位置し、それぞれの影響下にありながら、中央との距離から独自の発展を遂げていた中立の町。カトリック教への統一をめざしたフランスの中央から流出したユグノーも多く移り住むが、信仰はあつく古い慣習に忠実な者が大半を占める。東西に長細く、周りを森に囲まれた小さな田舎町である。

◆赤ずきん』の物語

 もとはスウェーデンやフランス地方の民話で、最初の出版物は1697年のペロー童話集である。

 最初は宮廷のサロンにいる女性のために書かれたのだという。後にグリムが手を加え、狼に食べられて終わっていた物語に猟師を登場させ、おばあさんと赤ずきんを助け出す現代の形に変わっていった。

◆銀の弾丸

 銀の弾丸で狼男を倒せるという設定は、1941年の映画『狼男』の中で描かれてからである。

 銀は、古くから支配階級や富裕階級に食器材料として用いられてきた。銀は硫黄化合物やヒ素化合物などの毒を混入された場合に、化学変化による変色でいち早く異変を察知できる性質からという説がある。

◆魔女裁判

 もともとヨーロッパの各地では民事に関しては、権力者でなく民衆が自発的に行う民衆裁判によって治安を維持する伝統があった。

 その中で暴力や窃盗とならんで、「魔術によって出た害」も裁きの対象となっていた。記録に残るものでは1428年にスイス、ヴァレー州の異端審問所が魔女の件を扱ったものが最古であるという。

夢詞遊めけめけ

めけめけとは、もとは某SNSのハンドルネームでした。由来はフランス語の「Mais, qu'est-ce que c'est?」(メケスクセ、「だけどそれがどうしたの?」の意)を訛って「Meque meque?」(メケメケ)。有名なシャンソンで、日本では美輪明宏さんが歌い多くの人が知るようになりました。僕がこの曲に出会ったのは『スネークマンショー』というレコードに収録されていたDr.ケスラー(故加藤和彦さん)がカヴァーしたヴァージョンでした。そしてFrameのうにかんさんがどういうわけか「ムッシュ」をつけて呼んでくださるようになり『夢詞遊=ムッシュ』とさせていただきましたとさ・・・つづく(どこに?)

検索

モバイルサイト

ページの先頭へ